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メンマ屋初!全社員でストレングスファインダー共有会開催。

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社員全員でストレングスファインダーの共有会ができたので、今回はその内容についてじっくり書いていきたいと思います。チームビルディングを考えている方、ストレングスファインダーって何?どう使うの?という方に是非読んでもらいたい。ちょっと長文です。


専務という立場になってから、これまであまり意識してこなかった**「チームビルディング」**という考え方に向き合うようになった。その中で特に感じていたのが、社内のコミュニケーション不足だった。そこで、個人面談を定期的に行いたいと考えるようになりました。

とはいえ、いきなり面談を始めても、本音を引き出す自信もなかったし、適切なフィードバックができるとも思えなかった。だったら、まずはお互いを知るきっかけが必要じゃないか。そんな思いから、「社員それぞれが自分の強みを知る」という体験をしてもらうために、全員にストレングスファインダーを受けてもらうことにした。

まずは自分自身で試してみた。その結果、自分でも気づいていなかった資質に出会えたことや、それが仕事にどう影響しているかを知れたことに大きな意味を感じた。そして、これは「個人面談の事前準備」ではなく、「みんなで共有して話し合うべきこと」だと確信した。

お互いの強みを知り、それが今の業務でどう活かされているのか、また今後どこで活かしていけそうかを話し合うことで、必ずチームは良くなる——そう思って、ようやく時間を作って共有会を開くに至りました。


私の強みとフィードバック

私の強みTOP5は、

  1. 調和性

  2. 公平性

  3. 親密性

  4. 慎重さ

  5. 適応性

この5つを見た社員からは、最初に「なんかもう、優しさの塊ですよね」というコメントが出てきた。慎重な部分があるからこそ、チームに冷静さが生まれる。誰とでも対等に話せる雰囲気があるのも、この資質によるものだと受け取ってくれていた。

また、調和性と公平性が強く出ているからこそ、相手に気を遣いすぎてしまうという指摘も。もっと遠慮なく踏み込んでくれていいのに、と思っていたという声もあった。

専務は自信持ったら最強」という言葉には内心ぐっときた。自己評価と他人からの評価の乖離はチームに悪影響を与えているまである。マネジメントする立場として評価をする側の頭になっていた自分にとって貴重なフィードバックだった。

さらに、「自分の仕事の貢献度が分かりづらい」と感じていたことについて、「専務の貢献度はちゃんと見えてる」というフィードバックと共に、私だけではなく社員は社員で自身の業務内容に対して同じように感じていたという点も印象的だった。もちろんみんな大いに貢献してくれている。「貢献度に対する適切なフィードバック」は大事。

この会を通して、自分の強みがどこで活かされているのかを再認識できただけでなく、社員の思いにも触れられた。フィードバックには優しさと具体性があり、非常にありがたかった。


三男の強みと活かされ方

三男、つまり僕の弟のストレングスファインダーの結果は、

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見ての通り、実に彼らしい結果だった。
「分析思考」。これはもう誰もが納得。元市役所勤務という経歴もあって、データ処理や業務の効率化に長けている。実際、彼が入社してからというもの、今までなんとなく続けていたやり方が、いつの間にかもっとスマートに、もっと無駄なく整理されている。しかも、「なんとなく変える」んじゃなくて、ちゃんと意図があって、先を見越しているのがすごい。たとえば「このお客様の動きがこうなってきているから、今のうちにこう備えておきませんか?」といった具合。これは分析だけでなく、共感性や調和性があるからこそ、周囲との関係性を大事にしながら伝えられているんだと思う。

「成長促進」という資質についても、普段の業務の中でなかなか表に出づらいかと思っていたが、思いがけない場面でその力を見た。それが、僕の娘と一緒にテニスをしたときのこと。僕もそれなりに経験があるし、問題なく教えられる。しかし、私の方が娘の扱い方にはアドバンテージがあるはずなのにも関わらず、弟が代わって教えた途端に、娘が楽しそうに動き出し、みるみるうちに上達した。相手のレベル・目線に合わせた教え方、そしてやる気を引き出す小さいゴールの設定・接し方ができる。育成という分野において社内で右に出るものはいないかもしれない。

「ポジティブ」も非常に彼らしい。SNSでの撮影などでも、彼のリアクションや明るさが空気を作ってくれている。僕自身、演者から裏方に回ろうと思った理由の一つに、彼の自然な明るさがあったと言っても過言ではない。本人は自覚がないようだが、社内のムードメーカーであり、彼の個性を爆発させてくれることで大門の社風の象徴になってもらいたい。

そして「共感性」。これもまさにという感じ。調和性に似たところもあるけど彼の場合適した表現は「汲み取り力」他人が何に困っていて、何をしてほしいと思っているのか汲み取って助けようとしてくれる。で、このタイプの人は「確かに、なるほどね~」といった具合にしっかり共感してくれるけど自分の意見を押し付けない。女性はこういう男性を求めてるらしい、知らんけど。

この5つの資質がそれぞれ独立しているのではなく、組み合わさって今の彼の仕事ぶりや人間性を支えているんだと、あらためて実感した。


事務員さんの強みと活かされ方

事務員さんの強みTOP5は、

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「親密性」について彼女ほど「チーム」を大切に考えてくれている人はいない。とにかく「チーム」を自然に、そしてさりげなくつなげてくれる。「みんなでマック食べようぜ〜♪」日々さらっとやってくれる何気ない一言に、場の空気を柔らかくする力が詰まっている。日ごろから時間や価値をみんなで共有しようという動きは彼女発信であることが多いことに改めて気づかされた。本人曰く、広く浅く付き合うのが苦手で、とことん深く付き合うか、まったく関わらないかの2択らしい。親密性の強さは、形式的な関係ではなく、深く関わることに喜びを見出しているところからもよく伝わってくる。

「適応性」に関しては、本人いわく「変化に対応できるというよりも、変化がないことが苦手」。つまり、自ら変化を起こして、その中に適応していくタイプ。仕事を早く自分のものにするのも早いし、「もっと新しい仕事をしたい」と自ら手を挙げてくれるのは、この資質の表れなのだろう。実際にこの会の中で今社長が担当している業務の一部を自らやりたいと提案してくれた。

「共感性」もまた、彼女の行動の端々に見える。誰かがつらそうにしていたら、表情や行動で自然と気づき、共感してめっちゃ顔に出る(笑)そしてこっそり間接的にサポートに回れる。彼女いわく「人の気持ちを考えすぎて動けなくなることもある」とのことだったが、実際にはそれでもしっかり行動に移せている。見ていないようで、ちゃんと見てくれている人がいるだけで、どれだけ心が軽くなるか。

「達成欲」は、彼女自身が一番自覚していた資質。やり切ることに喜びを感じ、お願いした仕事はいつも期待を上回る成果で返してくれる。「きっちり終わらせたい」という熱量がすごい。全員の業務進捗を実は一番気にしているのも彼女。社長の多忙ゆえに中途半端になっている業務を巻き取る提案に表れているように、適応性と達成欲を活かして、業務のクロージングの部分は彼女に任せていくのは社内の生産性を上げる一手かもしれない。事務員さんとして雇い入れた手前今まで振ってきた仕事は彼女の達成欲を満たすものではなく働いている感が少なく感じていたようだった。今までは任されていなかっただけで、「重要な業務にも深く参加したいし、負担じゃないので巻き込んでほしい。」という意思も確認できた。

そして「個別化」。社長も同じ資質を持っているが、彼女に代表されるのは「対応力」人の違いをよく見ていて、それに応じた接し方ができるということ。彼女は個別の人、事象について今一番必要としてることを無意識で選択して行動してくれている。実際、3兄弟のパーソナリテイをちゃんと理解して上手く立ち回ってくれてるなという感覚。今後社員が増えても絶対に役に立ってくれる一面。彼女が誰よりも柔らかく溶け込めている理由はここにあるのかもしれない。

これらの資質が、業務だけでなく、会社の雰囲気作りそのものに深く関わっていることに、今回の共有会を通じて気づかされた。


社長の強みと活かされ方

社長の強みTOP5は、

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社長は他の3人とは毛色が違い、影響力、戦略的思考に関する資質がTop3にでてきた。
まず「未来志向」。これはもう言うまでもない。常に「次にどう動くか」「その次は?」と考えているし、会議の場でも気づけば視点が1年、3年、5年先に飛んでいる**。現場の我々からすると、そこまで考えてるのか…と時にプレッシャーすら感じることもあるけれど、確実にチームにエネルギーを与えてくれる源でもある。

「最上志向」に関しては、「不得意を埋めるよりも、得意を伸ばす」方に全振りしているタイプ。社員にもそれを求めていて、「これ、苦手です」と言っても、「じゃあ外注でいいじゃん」とあっさり割り切れるのが彼らしい。これは見方によってはドライにも見えるかもしれないけど、組織としてはとても理にかなっていて、強みを活かす配置がしやすくなる。社長自身もまた得意なことにしか力を注がない。本人はもはや力を注いでいる感覚もないだろうが、自分のやるべきことを理解して全うしていると思う。

そして「戦略性」。これが彼の行動の原動力にもなっている。やるかやらないか迷ったときに即断で「やる」を選べるのは、裏でしっかりパターンを想定し、ある程度の勝算を持って動いているからこそ。彼のチャンスをつかむ嗅覚はお墨付き。衝動的に見えて、実はかなり計算されている。そして万が一失敗しても、そこからまた新しい道を探し出す柔軟さもある。また数字に関する分析が好きで誰よりも深く検討してくれている。経営者にとって必要な素養であることは間違いないが、そもそもそういう性格であることに感謝すら覚える。ここで、社員から戦略的なことに対するアクションを社長に頼り切っている現状について、「プレッシャーに感じてないか、ストレスはないか?」というフィードバックがあった。これについても自分の思い描く戦略を理解してくれる人がいないとストレスだけど、最近では特にみんながしっかり理解してくれる状態になっているし、社内外に止めてくれる人、良し悪しの判断をしてくれる人がいるから全く気にしていないとのこと。
今後も頼っていいが社長のスピード感にしっかり追いついて判断のフィードバックをすることが肝になってきそう。

「親密性」については、社員に対しての思いやりや家族感を大事にしているところに表れている。公にはあまり多くを語らないが、社員のことをしっかり見ていて、それぞれの家庭事情や背景まで理解して行動している。彼はツンデレである。普段は表に出さないが、7人兄弟の長男として有事の際にごくごく稀に垣間見える一面がある。実の兄としても長年一緒にやってきているからこそ、この部分には厚みを感じる。

そして「個別化」。これは社内でもSNSでもよく出てくる資質で、事務員さんと比較すると彼の特徴は「言語化力」。たとえばXで誰かを紹介する投稿をするとき、その人の魅力を的確に、そして魅力的に言語化する力が際立っている。引用投稿もそうで、その人が何を伝えたくて、どこに重要な要素があるのか、その内容から自分や他の人にとってどんなメリットを得られるのか端的に要約できる能力が異常に優れている。他者との違いを尊重し、きちんと観察して、それを言葉にできる人はそう多くない

社員からは「もっとその観察力と評価を、直接的に伝えてほしい」といった声も上がった。照れ?面倒?があるのかもしれないけれど、言ってくれたらやっぱり嬉しいもの。社内では特にそのフィードバックがモチベーションに直結することも多いので、今後の期待ポイントでもある。

この5つの強みを見て、あらためて「社長ってやっぱり経営者向きなんだな」と実感した。行動力があって、直感的に動いているように見えても、根っこではきちんと人と組織を見ている。今回の会を通して、社員みんながその一面に気づき、そして信頼を再確認できたんじゃないかと思う。

まとめとこれから

今回の共有会は、ただの性格診断に終わらなかった。「自分の強み」だけでなく「仲間の強み」も知ることができた。そしてそれが、実際の仕事やチームワークにどれだけ活かされているかを確認し合えた。

お互いを信頼して、それぞれの良さを尊重し合う。その第一歩を踏み出せたことが、何よりの成果だと感じている。

これを一度きりにするのではなく、定期的に振り返ってアップデートしていく文化をつくっていきたい。そして、自分の資質を素直に出せる、そんなチームであり続けたいと思っている。

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