コーチングで更なる高みへ
個人コーチングで得た変化
これまで私は「組織の左腕」のコーチングを1on1で受けてきました。
その中で、自分自身のマインドの変化を実感できたことや、ある程度自走できる手ごたえを得られたことが大きな収穫でした。
しかし同時に「このまま個人で続けるのか、それとも次のステップに進むのか」という選択を迫られるタイミングでもありました。
社長と共に考えた「次の一手」
社長と改めてこのサービスの価値を議論したときに浮かんできたのは、
「今こそ全員で受けるべきではないか」という結論でした。
社長と私の間でも、「メンマといったら大門」という定性的なゴールに対し、定量的な目標が完全には一致していなかった。
社員とは方向性の共有をしてきたものの、それぞれが思うゴール像に微妙なズレがあるのではないか――。
その危機感から、社員全員で月1回コーチングを受け、認識をすり合わせる機会をつくろうと決めました。
初回セッションの場づくり
初回は、今後の展望を金融機関の方にもオブザーバーとして聞いてもらう形でスタート。
「大門のビジョンは何か」「どこまで実現可能性があるのか」「役員や社員はどんな熱量を持っているのか」を、社外にも伝える場にしました。
コーチングでは基本である「傾聴・質問・承認」の三大要素をどう社内に仕組み化するかがテーマ。
さらにコーチから中立的なフィードバックをもらえることで、議論に厚みが出ていきました。
自己紹介から見えた新しい一面
面白かったのは、長く一緒に働いている仲間であっても、まずは自己紹介から始めたことです。
「なぜこの会社で働くのか」「どんな仕事をしているのか」「将来どうなりたいのか」を一人ずつ語り合いました。
自分の弟が語った将来像に初めて触れ、正直驚いた瞬間もありました。
また、社員ごとに仕事へのモチベーションや価値観が違うことも改めて見えてきて、とても新鮮でした。
宿題と目標の再設定
次回までの宿題は「数年後のありたい自分、ライフスタイルを考えてくること」。
私自身も、より具体的に将来像を描こうと決意しました。
事業面では、これまで「3年後に売上5億円」という目標でしたが、この場で「3年後に20億円」という大きな目標を再設定。
原料、生産力、販路、別事業…考えることは山ほどありますが、それも次回に向けた宿題として持ち帰りました。
「ピースは揃っている」
セッションの最後に、コーチから「ピースは揃っている、いかに活かすか」という言葉をいただきました。
これは嬉しいフィードバックでした。
少人数だからこそ社員それぞれの熱量や得意分野がはっきり見え、社長のやりたいことに共感して同じ方向を向けている。
この状態を保ちながら、さらに成長するためのアクションを積み重ねていくことが大切です。
これからのワクワク
2時間という短い時間でしたが、とても濃い初回コーチングでした。
「一人じゃない」と感じられる安心感と、全員でボトムアップしていける場の力強さ。
そして、「20億円をめざす」という大胆な目標を掲げられたこと。
まだ始まったばかりですが、今後の展開が本当に楽しみです。
大門がどんな未来を描いていくのか――その過程を、ぜひ一緒に見届けてもらえたらと思います。